
御親族がお亡くなりになると、ご遺族は葬儀の手配、埋葬の準備をし、また、ご葬儀が終わられても、役所や金融機関などで多くの手続きを行うなど、大変あわただしい時間を過ごされることとなります。
特に、役所などへの各種届出、いわゆる死後事務の処理はどこでどのような手続きを行って良いのか分からず、ご遺族にとって大変な負担となってきました。
このような状況があるなか、近年、全国の自治体では、役所内での死後事務の手続きの負担を軽減するため、窓口の一本化などの取組みが進められており、高知市役所においても、この間、役所内の各窓口を案内する「おくやみ窓口」が設置され、令和7年6月1日からは、パソコンやスマートフォンからアクセスすることによって、必要な手続きを抽出できる「おくやみ手続きナビ」が開設されました。
ナビサイトは、故人の生前の状況をそれぞれ選択することによって、必要な手続きの案内が行われ、ご遺族の死後事務に関する負担軽減に大変有用なものだと思います。ナビサイト自体は、株式会社鎌倉新書様によって運営されており、当事務所もサイト内に本ホームページへのアクセスバナーを掲載させていただいています。
ナビによって必要な手続きは明示されますが、それでもやはり仕事が忙しい、相続手続きを一括で任せたいなどの場合は、ぜひ当事務所の→「相続手続まるごとサポート」をご利用いただければと思います。お気軽に、無料相談をご利用ください。

なお、高知市「おくやみのしおり」表紙からQRコードを読み取ることによっても、ナビサイトにアクセスすることが可能です。
おくやみ窓口とは
「おくやみ窓口」の全国自治体への広がりについては、国内の死亡数が157万人を超え(2023年人口動態調査:厚生労働省)、その死後に処理するべき事務に関する社会全体の負担が、人口減少下においても増加するなか、その軽減が国策として推進されていることが一つの背景であるといえます。
遺族の負担軽減、利便性向上と市区町村等における手続の効率化のため、国では、死亡・相続ワンストップサービスの推進が目指されるとともに、死亡・相続に関する手続のオンライン・デジタル化の推進も目指されています。
そして、このような社会背景と国の政策の方向性から、多くの市区町村では、故人に関する役所内での死後事務をワンストップで案内する「おくやみ窓口」の設置が進んでいます。
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この記事の執筆者
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弊所は、高知県高知市中心部にて相続、遺言、後見といった家族法関係の専門事務所として、主に個人のお客様からのご相談に対応させていただいております。
高齢化の進む日本社会において、特にその進行が顕著な本県にあっては、弊所の提供サービスは社会インフラとしての価値をも有するものとの自負のもと、すべての人が避けて通ることのできない死の前後において、人の尊厳を守り、そのバトンを後世に繋いでいただくための支援に力を尽くしていきたいと考えております。
弊所の「ライフパートナー」という名称には、報酬の対価としての単なるサービスの供給や恩恵的なサービス提供ではなく、敬意をもってサポートを提供することによって、私たちを人生のパートナーとして感じていただければという一方的な願望を込めております。
行政書士ライフパートナーズ法務事務所
代表行政書士 宅地建物取引士 森本 拓也
TAKUYA MORIMOTO
宅地建物取引士登録番号(高知)第005010号
Profile
1993年3月
高知県立追手前高校 卒業
1993年4月
立命館大学産業社会学部 入学
イギリス留学を経て、行政書士資格取得後公務員として約20年勤務した後、行政書士ライフパートナーズ法務事務所開設。